Catalinbread/Belle Epoch【レジェンドテープエコーEchoplexを再現!伝説って?】

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こんばんは!スタッフヒラシマです。

テープエコーサウンドにドハマりしてる自分の急所を貫いたエフェクターが入りました!

Catalinbread/Belle Epoch 17,800円(税込)

なかなか日本では知名度が低いかもですが、海外バンドの足元ではよく見かけます。

このエフェクターは知らなくても、多くの方はXotic EP Boosterは知っているんじゃないでしょうか。
繋いだだけで音が太くなる良くなると発売以降大人気で今や定番のブースター/プリアンプです。

そのEP Boosterは伝説の名機と言われるエコープレックスというテープエコーのプリアンプサウンドをシミュレートしたペダルです。

そうです、テープエコーということは元々はエコー(ディレイ)マシンに搭載されていたプリアンプなんです。

その伝説のエコープレックスのプリアンプ部のみを再現したのがXotic EP Booster
そして、その伝説のエコープレックスのエコーサウンドとプリアンプサウンドどちらも再現したのがこのCatalinbread Belle Epochなんです!!!

伝説、伝説言ってますがどれくらい伝説かと言いますと
ジミー・ペイジ、エディ・ヴァン・ヘイレン、ブライアン・メイ、エリック・ジョンソンなどがエコープレックスを使用していた言われています。

恐らくギター初めて3か月くらいのルーキーでも上に上げたレジェンドギタリストの名前は聞いたことあるんじゃないでしょうか…

レジェンドギタリスト達のギターサウンドには必要不可欠な存在だったわけです。

そんな伝説、伝説って実際の音はどうなんだよ!
はい、音も最高です、安心してください。

実際、私個人も伝説とかビンテージとか「あのサウンドを再現!」とかあまり気にしない方で、音が最高だったら最高^^(あと見た目も)というタイプです。

でもこれだけ良いと、やっぱり良い物は良いと語り継がれるんだなと実感しました…。

テープエコーサウンドについて本当に詳しく書こうとすると、テープエコーの仕組みから書かなければいけないので、簡潔に書きます…

そのディレイサウンドは、アナログディレイ、デジタルディレイとも異なったサウンドです。

特にこのMaestro Echoplex EP-3のテープエコーサウンドを再現した本機は、エコー(ディレイ)音の減衰が独特です。

テープを使用したエコーサウンドということで、その特性上エコー音にコーラスやトレモロにも似た“揺れ”が加わります。

この独特の揺れ(モジュレーション感)が非常に気持ち良いです。

減衰の仕方もデジタルディレイのように原音に忠実でクリアなサウンドとは真逆に、音が霞む、滲んでいくような独特の減衰で、この減衰と音の揺れが合わさり、唯一無二の残響感が生まれます。

薄くかけてもギターサウンドに厚みが出ますし、深くかけてMODをきつくすればサイケデリックでスペ―シ―な世界観になります。

そしてこのBelle Epoch、元ネタのエコープレックス同様にインプットに何も繋げていない状態でも発振します…
この発振サウンドも独特で、シュワシュワとしたテープっぽいニュアンスとフィルター感があります。
発振サウンド好きの方にもオススメです。


そして最初に書いたように、プリアンプ機能も搭載されており、こちらは回路のコピーというわけではなく、オールディスクリートの新設計のものです。

オリジナルのエコープレックスはさすがに弾いたことはありませんが、EP Bosster程太くなり過ぎず、それでいて特有の艶感があり、クリーンでも気持ち良いサウンドです。

テープエコー系のディレイと言えばBOSS RE-20やStrymon El Capistanなどのライバル機がいますが、このBelle Epochはそれらよりオリジナル、ビンテージの空気がある気がします。

独特の揺れや残響が気に入れば、間違いなくその人のサウンドに必要不可欠な相棒になると思います!

気になる方は是非店頭でお試し下さい!