皆さんこんにちは。
エフェフリスタッフヒラシマです。
皆さんお待ちかね(?)エフェフリ都市伝説のコーナーです。
今回の主役エフェクターは「LINE6 ECHO PARK」
エコーパークは中古市場でもお馴染みのLINE6 TONECOREシリーズの一つ。

このTONECOREシリーズ、手に取ったことがある方はご存知の通り
めちゃくちゃに重いです。
その意味不明なまでの重さに
・中に石でも入れてるんじゃないか
・バンドマンはみんなこれで筋トレしてる
・人を殴るために作られた
など様々な噂が囁かれています。
その重さのせいもあってか、現在でも誰もが使っている名器揃い!という程の人気までは行かず、中古市場でも度々見かけるエフェクターとなっています。
ただ、そのサウンドは本格的でリバーブのVERBZILLAや今回ご紹介するECHO PARKなど比較的高値で取引きされているものもあります。

その他の安価な歪み系やモジュレーション系のサウンドも悪くなく、むしろかなり使えるレベルなので、個人的には好きなんです。
見た目もメカメカしい感じが男の子心をくすぐられてテンション上がります。
ただ
ただ一点、重い。
重すぎるという理由で、ボードの上に乗る事は無く、我が家でもエコーパークはダンベルと化していました。
そして、そんなある日のエフェフリ。
「エコーパーク並べようと思ったけど、そういやまだ別のエコーパークあったよなー」
と、何気なく二つのエコーパークを同時に持ったその時
「え、このエコーパーク軽い…?」

見た目はモジュール部分がやや明るい色合い、筐体の色合いも微妙に違うような…
重さは電池入りのボスコンくらいでした。
はい
その時日本は愛知県名古屋市大須にある小さな楽器屋のスタッフは気付いてしまったのです。
エコーパークに軽い個体が存在すると…(大袈裟)
「いや待て、逆にもう片方のエコーパークが重いのか?」
あまりの衝撃に今まで散々筋トレに使っていたエコーパークの重さに疑問を抱き、店頭にある他のTONECOREシリーズとも重さを比較。
「や、やっぱりこのエコーパークが軽いっ…!!」ざわざわ

当日一緒に勤めていたスタッフともあまりの衝撃に言葉を失いました。
そのスタッフも「調べても軽いエコーパークの情報なんてありませんよ!どうしますか!?」
とまるでヤバい物でも間違えて手に入れてしまったかのように焦っていました。
こういう時こそ冷静になろうと、自分が息を吞みながら調べました。
「これだけ広大なネットの海に情報が無いなんてそんなわけ…」
額から三滴目の汗が流れ落ちたその時に閃きました。
「海外のマニア達ならきっと知っているはず…」
その予感は的中し、海外機材マニア御用達の「The Gear Page」でこんなタイトルのスレッドを発見しました。
「Weight of Echo Park?」
~適当和訳&要約~
スレ主「最近新しいエコーパークゲットしたんだけどさあ、他のTONECOREのバブジラとかロトマシーンより1/3くらい軽いっぽいんだよなあ。これは“奇妙”だよなあ。誰か知ってる?」
謎の有識者「オリジナルのToneCoreはZink(亜鉛)で作られてたけど、2006年の後半からLine6が素材をアルミニウムに切り替えて、重量を1ポンド減らしたんだぜ!!」
スレ主「サンキュー謎の有識者!でも俺はやっぱ重い方が好きかな(笑)」
以上のような有力な情報を入手することができました。
こちらが確かな情報かはわかりませんが、店頭の重量違いのエコーパークを比較すると、確かに筐体の素材自体が変わっていて、その筐体の重量の差であることがわかりました。

今回も新たな都市伝説をブログに納めさせて頂きます。
こんな感じで誰の得にもなってないかもしれませんが、国内であまり知られていないだろう都市伝説を見つけたらまた記事にさせて頂きます。
おもしろ半分で読んで頂けたなら嬉しいです(^^)

あなたのエコーパーク、もしかして軽いかも…?