ライブハウスの音作りのコツ ~エレキギター編~
こんばんは!エフェクターフリークスの店長Kです!
皆様ライブハウスでのギターの音作りに苦戦していませんか?
私もライブハウスでの音作りに関して長い間悩まされていましたが、今ではかなりイメージ通りの音色を客席へ届ける事が出来ています。
昔はライブを見に来た方に「ギターの音が悪い!」と言われたり、PAさんに「もっと音作りどうにかならない?」言われて続けていました。
昨日のライブでは良い音と言われて今日のライブでは音が良くないと言われて正解が分からなくなりますよね。。。
それから狭い会場から大きな会場など、色んな場所でライブしてPAさんやライブハウスの方、テックの方に様々な助言を頂いたりしてきました。
ではなぜイメージ通りに出せる様になってきたのか。
当たり前と思われている事ですが意外に気付かない盲点。
自分が弾いてる位置で聴こえる音、お客さんが聴いてる位置の音、もちろんですがかなーーーーり違います!
ここが分かっている様で意外に見落としてしまうポイントなんです!
アンプから出ているサウンドはレンジが広くてロー感がしっかり出ています。
しかしローと言うのは他のイコライジングで最も早く落ちてしまうものなんです。
という事はお客さんの位置に届くまでにはローが薄くなりシャーシャーな音しか聞こえないという事なんです!
↑
ここがポイント!(意外に知らない人が多い!)
試しにPAを通さずに客席で自分の音を聴いてみて下さい!
ちょっと衝撃受けたりします。。。
「あんなに迫力があったはずなのに音圧全然ないじゃん。。。」となる可能性高いです。
それでも最高の音が出せてたらバッチグーです!
あとは使用するアンプの特性を簡単に覚えておきましょう。
マーシャルは基本的に一直線に音が飛んでいき、ジャズコーラス、フェンダー系は広がる様なサウンドです。
その辺を意識してイコライジングすると良いですね!
どうしても100人~200人キャパのライブハウスではPAの力を借りてもある程度はアンプからの生音が混じってきます。
ライブハウスのスピーカーから出る音、アンプのスピーカーから出る音、この二つの分量を意識する事が非常に大事です。
という事は極論ステージの中で聴こえる音をイメージ通りお客さんに聴かせたいのであれば中の音をいかに小さく作るかが重要なんですね。
こういった事に気付き始めたこともあり小型のクラスAアンプが売れているのも納得です。
ライブハウスでのギターの音作りはPAさんと共同で作るという事を忘れない事!
小さくて聴こえない場合は足元のモニターから返してもらえば解決ですね!
ジャンルやバンド編成によっては中音は大きくないとダメな場合もあります。
そういった場合は先程いった生音とスピーカーからの分量を考えて音作りをするとかなりイメージに近付ける事が出来ます!
ローを足してあげるエフェクターを使ったり、音像などをくっきりさせてあげるエフェクターを使用するのも良いですね!
ボリュームが上がれば上がるほどローを上げてあげると落ちる分量も少なく、客席でもバランスよく聴こる訳です!
※しかしライブハウスの特性でローが回りやすかったり、ベーシストとの音域が被って埋もれたりするので要注意!
ライブハウスではPAさんと共同で音作りをするという事が超重要です!
中音も気持ち良く、外音も良いなんて最高ですよね!
リハーサル中も大事ですが、本番が終わってPAさんに助言をもらうのも大事です!
え?PAさんが怖い?
少し分かります(笑)
でもPAさんも音楽が好きでその仕事をしているので熱心に聞いてくれるのは嬉しいはずです!
もっと詳しく話が聞きたい方は是非エフェクターフリークスへお越しください!(笑)
もちろんですが音作りの事は楽器屋さんに聞くのも大事です!
少しでも皆様の音作りの力になれればと思います!
ライブハウスでの音作りに関するベース編のブログはこちら→ライブハウスでのベースの音作りのコツ ~ベース編~